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東芝、バイオエタノールから水素

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東芝は、燃料電池や水素自動車の燃料になる高純度水素をエタノールから製造する技術を開発しました。 天然ガスから作る従来の製法とコストも同程度にできる見通しです。

植物から作るバイオエタノールを原料にできれば、化石燃料に依存しない水素製造が可能になります。

東芝は水素製造ビジネスヘの参入を検討しており今後、新技術の実証試験装置を開発する予定。

エタノールを化学反応させて水素を作ると、二酸化炭素(CO2)が発生します。

東芝は触媒と、独自開発したリチウム複合酸化物を利用したCO2収収材を祖み合わせる手法を開発、エタノールから99・5% 以上の高純度の水素を合成することに成功しました。

従来は二酸化炭素が含まれるために純度は65%程度。また水素を作る場合、燃料電池の性能に悪影響を及ぼす一酸化炭素(CO) もできて混じってしまいますが、新技術では含有量を0.1%程度に抑えたとのこと。

製造システム全体のエネルギー効率を試算したところ、コストも天然ガスから水素を作る従来の工業製法と同等になるといいます。

エタノールとバイオエタノールは基本的には同じ物質ですが、バイオエタノールは植物から作るため、 今回の製法の原料として利用できれば地球温暖化防止対策につながります。

東芝は年内にバイオエタノールを使った実証実験に乗り出す計画だそうです。 現在は1分間に250ミリリットルの水素を製造できる試験装置を使っていますが、2-3年以内に大規模装置の開発を目指すとのこと。

燃料電池の中には直接水素と酸素を反応させて発電するものがあります。C02排出量を減らせるため、 燃料電地車への応用が研究されています。

また水素を燃料にする水素自動車も試作されています。

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