ナトリウム硫黄電池
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ナトリウム硫黄電池とは液体のナトリウムと硫黄の間を移動するイオンの働きを応用して充電する蓄電池のこと。
このナトリウムイオン電池は海外では主に電気自動車用の電源として開発が進められてきましたが、 日本では電力の貯蔵用蓄電池としての利用が注目されています。
というのも既存の鉛電池と比較して約3倍のエネルギー密度を持つため、容積が小さくすむというメリットがあるため。 また蓄電池としての寿命も長く、現在の技術水準でも2500回以上の充放電を可能にしています。
そのため停電で業務に支障が出ると問題がある、たとえば病院や工場などの施設での、非常用電源として広く利用されています。
ナトリウム硫黄電池を構造的に解釈すると、硫黄を正極(+)にナトリウムを負極(-)に、 両極を分離する固体電解質にβアルミナを利用した二次電池です。略してNAS電池(ナスでんち)、または単にNASとも言うことがあります。
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