2030年までバイオ燃料
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日本政府は国産のバイオ燃料の生産量を2030年までに年間ガソリン消費量の1割に相当する600万キロリットルに拡大することを目標にした報告書をまとめました。
木材などを利用するための技術開発の推進や、バイオ燃料の税制優遇、ガソリンとの混合率の引き上げなどを検討課題として上げました。
主要なバイオ燃料であるエタノールの生産量は、ブラジルが1670万キロリットル、米国が1500万キロリットルであるのに対して、 日本は30キロリットルと大きく後れを取っているのが現状です。
日本では現在、バイオエタノールの原料に小麦やサトウキビを使っているが、 今後は麦わらや木材から効率的に生産できるよう技術開発をします。
ガソリンに混ぜることができるバイオエタノールの量は日本では3%が上限。一方、ブラジルは20-25%、米国でも一部の州は10% の混合を義務づけています。
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