バイオエタノールって何?
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バイオエタノールとはサトウキビのかすや廃木材、大麦やとうもろこしなどの植物原料とする、エタノールのことです。
サトウキビのかすや廃木材、大麦やとうもろこしに含まれるグルコースを発酵させてエタノールとして精製します。
バイオエタノールという名称は、 天然ガスや油などの石化燃料から作られた合成エタノールと区別するためにバイオエタノールと呼びわけているのです。
バイオエタノールはバイオマス燃料としてガソリンの代替燃料として現在注目を集めています。地球温暖化対策の急先鋒として、 日本政府も現在力を入れていますね。
現在、すべてのエタノール生産のおよそ95%はバイオマスエタノールです。 バイオエタノールであっても燃焼時に二酸化炭素が発生するのは当然です。
しかし原料の植物が成長する過程で、光合成によって吸収された大気中の二酸化炭素が大気の中で返されると考えられます。 そのため燃焼によって発生する酸化炭素は排気量としてみなされません。これをカーボンニュートラルといいます。
ただし現行のエンジンの作りでは、アルミニウム部品などがバイオエタノールによって腐食させられる危険があります。
自動車事故の発生につながる危険があるため、現在政府が認可しているバイオエタノールは、「3E」と呼ばれる3% の混合物比までのバイオエタノール混合ガソリンです。今後はこの混合物比を10%にすることが、政府は目的としています。
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